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コミュニティへの取組み

建替え後にも、権利者様と一般分譲により入居された方々をつなぐ住民コミュニティをサポートします。

街と住まいを育てる発想で、権利者様と一般分譲により入居された方々が、スムーズなコミュニティを形成していけるように、マンション建替え後にも、阪急グループが皆様とのお付き合いをさせて頂いています。

過去の取り組み(ジオ千里桃山台)

権利者様と一般分譲により入居された方々が循環して良質なコミュニティを形成。
これからのコミュニティの在り方を伺いました。

旧:新千里南町住宅建替え実行委員会委員長/島村様、管理会社:阪急ハウジングサポート/山口、事業主:阪急不動産/小津

  • 従前の建物(新千里南町住宅)

  • 従後の建物(ジオ千里桃山台)

建替えの概要

建替え前の「新千里南町住宅」は、1970年に旧日本住宅公団により「新千里南町住宅」の名称で分譲された総戸数310戸、11棟からなる大規模団地でした。阪急不動産は、2005年5月に実施したプロポーザルコンペにおいて建替え事業の事業協力者選定に選定されて以降、同団地管理組合に対する合意形成支援や事業計画策定のコンサルティング業務およびデベロッパー業務を実施。世代や生活状況の異なる300以上の権利者様がいらっしゃいましたが、建替え決議を90%を超える高率にて可決し、2006年2月に全戸明渡し。2008年に竣工・引渡ししました。

建替え前の団地(旧:新千里南町住宅310戸)ではどのようなコミュニティが形成されていましたか。

島村様

新千里南町住宅の入居が始まったのが1970年で当時30~40代の子育て世帯が中心でした。似たような生活を送っていた人達が多かったので団地内の近所付き合いは盛んでしたね。

子供同士のつながりから奥様同士のつながり、家族ぐるみのつながりにコミュニティが広がっていくわけですね。私も事業パートナーとしてお付き合いさせていただくなかで、皆様の家族のような風通しのよい雰囲気を感じていました。

当時は管理組合だけではなく自治会の活動が盛んでした。地域のお祭りに協力したり、餅つき大会を開いたり、積極的にコミュニティを育てていく土壌がありましたね。

皆さん管理に対する意識がとても高かったですね。

バブル崩壊で急速に景気が減退して、当時の管理組合も経費削減を考えるようになりました。会計業務は継続して管理会社に委託していましたが、その他の管理は自分達でやろうということになりました。そうなると住民同士で話し合う場が増えるので距離も縮まりますし、維持管理に対する意識は必然と高まりました。

「ジオ千里桃山台」に建替えて、コミュニティはどのように変化していきましたか。
  • 小津

  • 山口

建替え後は世帯数多くなり、若い世代の住民が大幅に増えました。新しい管理組合が発足したわけですが、第1期は管理組合の運営で手一杯という状況でした。2期目を迎えて、マンション内のコミュニティを増やしていこうという機運が生まれました。建替え前を知る地権者が理事会のメンバーとして携ったことも大きかったかもしれません。地権者は高齢者が多かったですが、年月が経つにつれて新しい世代の理事も増え、今では若い人たちが中心の理事会になっています。

コミュニティの大事さを知る地権者の皆さんが地盤をつくって、何年か経って若い方々が加わりいい循環が生まれているのですね。

「ジオ千里桃山台」は、理事の皆様が主体性を持って様々な活動に取り組まれています。

私も所属していますが高齢者が集まる“シルバー会”、主婦の方々が中心の“交流カフェ”、子供たちの遊びの場となる“キッズクラブ”、共用部の花の管理をする“花の会”が管理組合認定のサークルです。

個人同士が集まる趣味の活動を含めると20程度のサークル活動が行われていますね。

大きなイベントとしては3 期目以降、毎年夏祭りを開催しています。
初回は運営会社に協力してもらいましたが、次年度からはすべて管理組合で行うようになりました。当初中心となったのは建替え前から地域のお祭りに携った地権者でしたが、今では“パパズ”という小学生の子供を持つ父親たちが組織した会が中心となって活動してもらっています。

私も当初参加させていただきましたが、あれだけの規模のお祭りを自主運営される熱意と行動力に感銘を受けました。世代交代して継続できるのは素晴らしいことですね。建替え当初の計画コンセプトの一つに「団地内コミュニティを育むまちづくり」を掲げていました。駐車場棟の屋上を活用して大きな広場をつくったことで、結果として夏祭りの場を提供できていることは嬉しく思います。

敷地にセキュリティがかかっていないので近所の子供たちがたくさん広場に集まる。賛否両論ありますが、マンション内には子供たちが集う空間が必要だという意見も多いです。安心して遊ばせることができますからね。

これからのマンションのコミュニティの在り方や発展についてお聞かせください。

島村様

管理組合費の使途でコミュニティ関連への支出が難しい時代になっています。「ジオ千里桃山台」では、資源ごみ回収のお金をコミュニティ運営の一部に充当しています。コミュニティ組織の継続には一定の資金的援助は必要だと考えています。
あと、来たるべき大災害に備えて災害対策委員会を立ち上げて進めていこうとしています。但し、組織だけつくってもコミュニティが形成されていないと機能しません。非常時に迅速な対応ができるためには住民間の連携こそ力になると思います。

防災組織は形骸化するケースが珍しくありません。「ジオ千里桃山台」では一歩踏み込んで取り組まれているので、新しい形の防災組織を期待しています。当社も全力でサポートさせていただきます。

これからの時代は、よりコミュニティの重要性は増していくと思いますね。